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車両盗難



●車両盗難の主要手口

1. ピッキング

工具を使って、車両のドアのロックを開けられてしまいます。

2. 合カギ作成

助手席やトランクのシリンダーを抜いて、その場で合鍵を作製して開錠されます。慣れていれば、10分ほどで終了します。

3. 電気配線の直結

エンジンキーがなくても、配線をつなぎ変えてエンジンをかけられてしまいます。

4. 乗り逃げ

車両の持ち主がキーをつけたまま車から離れるのを待って、すばやく乗り逃げされます。

5. 窓ガラス破壊

後部座席の小さな窓を破壊して、車内に侵入されます。

6. レッカー車などを使って運搬

ロックされている車両を、レッカー車やクレーン車を使って運び出されてしまいます。

●盗難防止の主な方法

1. 車から離れるときは、必ずエンジンキーを抜き、すべての窓を完全に閉め、ドアロックをする。

2. 貴重品は車の中に置かない。特に、車の外側から見える位置には置かない。

3. エンジンキーやスペアキーを車内(シートの下、サンバイザーなど)やバンパー下、タイヤハウス内などに保管しない。

4. イモビライザ(専用のキー以外ではエンジンの始動ができない自動車盗難防止システム)を装着する。

5. 盗難警報装置盗難防止装置を設置する。盗難警報装置はアラーム音を発するだけですが、盗難防止装置はエンジンをかけられなくします。また、車輪にはめる輪止めなども有効です。

7. 位置情報探索システムを設置する。通信衛星などを利用した小型発信機を装備すると、盗難に遭ってもサービスセンターに問い合わせれば車両の位置がすぐに特定できたり、センターからの遠隔操作により強制的にエンジンを停止させることができます。

6. 照明設備が整い、監視が行き届いている駐車場を利用する。路上駐車はなるべくしない。

7. 自宅の車庫はできる限りシャッター付きにし、人が近づくと自動的に照明が付く設備をつける。

 

しかしプロの窃盗団に狙われると、このような対策を行っても不十分です。

ドアがロックされていても、ピッキング、合鍵、窓ガラス破りなどにより車内に侵入されてしまいます。ハンドルロックやシフトレバーロックなどは、プロの窃盗団にはあまり効果がありません。

イモビライザーは従来のロックよりは安全ですが、メーカーが装着する盗難防止装置は全て同じ結線配線の為、窃盗プロ集団に攻略方法を研究されてしまいます。そのため、盗難多発車種では、効果があまりありません。

完全な車両盗難防止は不可能です。いざという時のため、車両保険や自動車盗難保険に加入しておくのが安全です。

【参考】盗難多発車一覧

  1. トヨタ・ランドクルーザー 171件(2)
  2. トヨタ・マークII 89件(6)
  3. トヨタ・クラウン 75件(1)
  4. トヨタRAV4 69件(−)
  5. トヨタ・ハリアー 60件(−)
  6. メルセデスベンツ 50件(4)
  7. トヨタ・ハイエース 44件(10)
  8. スバル・インプレッサ 42件(−)
  9. 日産スカイライン 39件(8)
  10. トヨタ・アリスト 35件(5)
  • その他 755件
  • 総数 1429 件

注:カッコ()内は2001年調査での順位です。
(日本損害保険協会発表 2004年11月)




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